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EXHIBITION CALENDAR 2001


2001年度の展覧会記録 



下 和弘 展  2001年10月20日(土)−28日(日) 

---食器のほか、ランプシェード、コーヒードリッパー、ポットなどを展示いたします---

釉彩による抽象の文様がすきまなく書き込まれた器。また白の美しさを見せる白磁の器。両方の面白さを惜しみなく表現してくれるSHIMO'S WORLD。

1971年 大阪府交野市生まれ
1995年 佐賀県立有田窯業大学校研究科卒業。工房:三重県上野市

 



長谷川 奈津展 ―器の静けさ― 2001年6月30日(土)−7月8日(日)

 蹴ろくろを使い土の味わいを生かして作られた、存在感とやさしさの感じられる鉄釉、灰釉、
 粉引きのうつわを発表します。

 作家略歴
 1967年 東京に生まれる
 1994年 東京芸術大学大学院陶芸専攻修了
 1997年 神奈川県津久井郡藤野町に築窯


 <同時開催>第4回壁だより・・・「海田 曲巷(かいだきょくこう)の茶杓」展


  
● 喜多村 光史展  ―器・あたたかな白―
           
2001年4/21(土)〜29(日) 11:00am-7:00pm 会期中無休

静岡県森町の築80年の工房で制作された、柔らかな表情の軽めでシンプルな食器や花入れなど150点余りを展示。
上野雄次さんが春の花を添えます
     
作家来廊日:4/21(土)

略歴:1966年 兵庫県に生まれる
1986年 京都嵯峨美術短大陶芸科修了、後 瀬戸の森脇文に氏に師事
1991年 独立開窯

作家訪問記

2月下旬の比較的にあたたかな一日、今年初めての陶展をして頂く35才になる
喜多村さんの工房を訪ねました。
静岡県の掛川駅から車で30分のところで、JRで行くと「遠江一宮駅」からが近く、
そこは遠江一宮小國神社の門前駅で、駅舎を手打ちの蕎麦屋「百々や」に改良して
あり、改札は蕎麦やさんがされるということです。
白いそば、黒いそばという2種類のメニューがあり、いずれもこしがあり、久々に
美味しい蕎麦をいただきました。                     
「ゆっくりと流れる時間の中でうまい蕎麦を……」いい体験をしました。



さて、喜多村さんは数年前に四国からこの地に窯を移して来たのですが、築80
年の造りのしっかりとした建物を借り、自分で少しばかりの改良をし、工房と住居
にしています。羨ましい限りの広さです。 
喜多村さんは大変親切に、家の中に並べてある李朝の机や古い瓦を移動してくれま
した。シンプルであたたかな白の器(粉引)は、ここで生まれるのかと思いながら、
自前のカメラを向け、白黒フイルム1本を撮り終えました。
今回のDMには、恥ずかしながらこの中の1枚を使っています。

粉引は、陶器を作る作家は誰もが挑戦するもののようです。それぞれの表現の違
いが微妙で、なかなか安定したものを作るのが難しいようである。
今回の喜多村さんの軽やかでシンプルな器も、どの作家のものともまた違う味わい
を含み、ふっと、手にとってしまいそうです。
これからもさらに深く<喜多村さんの器>を追求されることを期待するとともに、楽
しみな作り手のひとりである。
  OKUDA







 
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会期中同時展示

第3回 壁だより・・・「それぞれの黄色」展

 版画家、イラストレーターによる<黄色>をテーマにした抽象の作品10点余りを展示
           


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OKUDA Art&Craft オクダ・アート&クラフト

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Tel.& Fax.048-224-5440